「派遣切り」で3万人失業へ=10月から半年間に−厚労省調べ

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081128-00000027-jij-pol

 雇用契約を更新されなかったり、契約途中で打ち切られたりする、いわゆる「派遣切り」などで失業した非正規労働者が10月以降、来年3月までの実施予定も含め、全国で3万人に達することが28日、厚生労働省のまとめで分かった。
 全国の労働局やハローワークを通じて企業に聞き取り調査を実施した。それによると、契約切れなどで職を失った労働者は派遣が65.8%と最も多く、次いで期間工などの契約社員が19.2%を占めた。
 大半が製造業で働いていた人たちで、都道府県別では、自動車関連のメーカーが集まる愛知(4104人)が飛び抜けて多く、岐阜(1986人)や栃木(1680人)、長野(1616人)、広島(1568人)も目立った。 

11月28日8時35分配信 時事通信

派遣さん、特に製造業の派遣さんについては同情も何もない。
手に職がない非正規雇用のリスクはここ最近で増大したわけではないし、むしろ仕事を探してくれる派遣会社があるおかげで失業のリスクは減っていたはずだ。景気悪化で仕事の絶対数が減れば能力と保証とアピール力の無い人たちから仕事が無くなるのは当然の話。
正規雇用をわざわざ自分で選択しておきながら、正社員との待遇の格差や改善を求める声の大きい人たちがたまにニュースになっている。労働組合ビジネスもあるらしい。今まで技術書や実用書を何冊読んだのか聞いてみたい。
あるいは、映画「モンスター」で主人公の売春婦が法律事務所に就職の面接で言われた言葉を送りたい。
ちなみに俺も非正規雇用なので明日は我が身かも知れない。ぶっちゃけ不安があるが誰に頼ればいいかは分かっているつもりだ。政府や親じゃないと思う。

ところで、この世界的金融危機の局面、円建て外債の債務が不履行になる国があり、年末にはお隣の国がなくなる可能性があるこの局面で、行政を止めて解散総選挙を望む不思議な人たちがYahooのコメント欄に沸いていることに苦笑いした。