Annoy-A-Teenをやってみた
iPhoneアプリ開発者が海賊行為を受け告訴を検討している記事で知ったAnnoy-A-Teen。
http://japan.cnet.com/mobile/story/0,3800078151,20386665,00.htm
おっさんには聞こえない不快な高周波数の音を出して若者に嫌がらせするアプリだ。
15kHz〜20kHzの周波数を選択でき、音も鳴りっぱなしから連続的に鳴らしたりランダムに鳴らしたりできる。
8kHz、2kHzの音も用意されているので、本当に音が出てるのかどうか疑わしくなったとしても確認することができる。
先日これを試してみる機会があったのでやってみた。
俺はヘビメタ難聴だが、普段から爆音の中の高音を聞き分ける訓練を積んでいるのちょっとした自信があった。
ちなみにヘビメタ難聴というのは昔、溢れ出す若さを電気的な楽器を通して重低音に変換することを狭いスタジオに何人か集まって実行することにより聴覚にちょっとした障碍が発生し、現在でも音楽を爆音で聴かなければ満足しなくなってしまった現象を言う。
実際やってみると、手元のiPhoneから15kHzの音が全く聞こえなかった。
テーブル越しに向かい合った若人はいやな音が聞こえた。試しに音の出し方を変えてテストしてみたらちゃんと聞こえていたようだ。
iPhoneを耳に近づけてみるとなんとなくキーンという音がして耳が痛くなった。
なんだか残念な結果になった。
ターゲットがTeenだから、Teenから10歳も離れてる俺にはこんなもんなのかもしれない。
ところでこのアプリの使い道だが、若者に嫌がらせするにも音だから出所がばれてしまうだろうし、ネタ以外の活用がわからない。
ちょっと考えてみた。
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- 年齢詐称してそうな人に聞かせてみる。
- SHMCDは普通のCDと音がはっきりと違うんだよ、とのたまうオーディオオタクに現実を教えてみる。
もう1個くらいほしかったが、もう思いつかない。115円もしたのに。
アプリはこちら(注意!iTunesが立ち上がります)
http://itunes.apple.com/WebObjects/MZStore.woa/wa/viewSoftware?id=298562245&mt=8