雪印乳業と日本ミルク、経営統合へ

っていうか雪印ってまだあったんだ。
雪印不買運動をやめたつもりはないのだが、乳製品を買うときにメーカーを確認するのをずっと怠っていた。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090126-00000083-yom-bus_all

乳業3位の雪印乳業と、「メグミルク」のブランドで牛乳などを販売している4位の日本ミルクコミュニティが年内の経営統合に向け最終調整していることが26日、分かった。

 両社の売上高を合算すると約5000億円となり、同2位の森永乳業(5868億円)に迫る規模となる。少子高齢化で国内市場が縮小する中、経営統合で原材料を共同調達するなどして生産コストの削減を図り、勝ち残りを目指す。

 雪印は、2000年に起きた集団食中毒事件や、02年に発覚した子会社による牛肉偽装事件の影響で経営が悪化したため、牛乳関連事業を分離。全国農業協同組合連合会(全農)や全国酪農業協同組合連合会全酪連)と共同出資で03年に設立した日本ミルクが事業を受け継いだ。経営統合で6年ぶりに元の体制に戻る。

 乳業業界は少子高齢化による市場縮小で先行きは厳しく、原材料高で両社は昨年、主力商品の値上げに相次いで踏み切るなど経営が圧迫されていた。雪印乳業は牛乳事業を分離した後、バターやチーズを主力事業に経営再建を図ってきた。


昔はよく毎日骨太を飲んでいたので、雪印集団食中毒事件はショックだった。
以後気をつけます、今後は安全です、といえば済む事件だが、当時の社長の石川哲郎の偉そうな態度が気にくわなくて、一生雪印は買わないぞと心に誓ったのを思い出した。
お客様を消費者と呼んだり、「私は寝ていないんだから」とか言ったり。

雪印集団食中毒事件(Wikipedia)

http://www.nikkeibp.co.jp/archives/107/107569.html

当時の社長は結局不起訴処分になったようだ。

雪印乳業集団食中毒事件 | ニュースクリップ [読売新聞]

二〇〇〇年六月下旬、雪印乳業大阪工場で製造された低脂肪乳などを飲んだ消費者が食中毒を発症。被害者は一万三千四百二十人(大阪市調べ)にのぼった。大阪地検は、原料を製造・出荷した大樹工場の三人(一人は公判中に交通事故で死亡)を起訴、雪印乳業食品衛生法違反で略式起訴(罰金刑が確定)した。一方、書類送検されていた石川哲郎元社長(69)と相馬弘元専務(64)は嫌疑不十分で不起訴とした。検察審査会が「不起訴不当」を議決したが、同地検は今年三月、再び不起訴処分にした。