Simplify Mediaがすごすぎる件

公式サイトはこちら。
http://www.simplifymedia.com/


Simplify Mediaを入れてみた。
Macへの入れ方は他のサイト、例えばhttp://choco--late.com/archives/172とかを参照していただくとして、このソフトのものすごい利点が二つある。


まず前提条件、うちはLinuxのPCルータ兼FW、メインマシンのMac、サブマシンのWindows Vistaがつけっぱなし。
このうちメインマシンにiTunes環境を構築していて、音源は全てそこで管理している。


1点目のすごいこと。

他の人と音源をシェアできることだ。CDの貸し借りをネットでできる。あくまで友人同士の貸し借りのために30人までの制限がついている。
他の人のライブラリやプレイリストを見るのは本当に楽しいし、それをすぐに聞くことができるのは便利だ。
名前だけ知ってたアーティストの曲を聴いてみたり、友人からおすすめされた曲を聴いてみたり、もう一度聞きたいと思ってた曲を発見して聴いてみたり。もちろん相手のライブラリに寄るところはあるが、自分と違う趣味のライブラリを見てるのもおもしろい。

残念ながらというべきか、iTunesのライブラリを共有する場合、(iTunesの共有機能と違って)全ての音楽を共有してしまうらしく、選択したプレイリストに限って公開するような設定ができない。
入っている音楽が全て丸見えになるので、きちんと管理しなければならない。
楽曲整理の動機付けになっているところも気に入っている。


2点目のすごいところ。
iPhoneにSimplify Media専用アプリを入れれば、3G回線で自宅のSimplify Mediaで共有している曲を全て聴くことができるのだ。
もちろん、共有している友人の曲を聴くこともできる。
さらに、地下鉄に乗っていて電波が途切れ途切れになっても、曲を先読みするらしく普通に聞くことができる。これには感動した。


iPhoneのアプリはなかなかできがよくで、ヘッドセットのコントローラーで再生/停止/早送りが可能。
(ヘッドセットのコントローラーでiPodアプリに切り替わってしまってました。訂正します。)

画面ではアートワークの表示、

アーティストの解説の表示(last.fmから引用)

歌詞の表示(LyricWikiから引用)

など、iPhoneiPod機能よりも使いやすくなっている。


ある程度の条件はあるだろうが、これでiPhoneからiTunesに登録されている全ての曲を聴くことができるので、iPod Classicは完全に用済み、iPodに入りきらないほどの曲がiPhoneで聴ける。今となってはただのUSBHDDだ。
今後はiPhoneの電波とバッテリの心配だけすればいい。