JournlerでGTD

たまにはMacのネタを。
Macを買ったときから使っているGTD+情報クリッピングツールのJournlerを紹介する。

GTD(Getting Things Done)とは、

GTD(Getting Things Done)とは個人用のワークフロー管理システムである。デビッド・アレン(David Allen)によって同名の書籍『仕事を成し遂げる技術 ―ストレスなく生産性を発揮する方法』(2002年)の中で提唱された。
GTD心理的な負担を減らすことを主眼とし、簡単な五つのステップを実行していくことによって成し遂げたいことを現実にするメソッドである。個人の生産性を向上させることができるので、LifeHackライフハック)と呼ばれるビジネス上の仕事術の中でも特に注目されている。
GTDの基本はなすべき仕事のリストを何かに記録しておくことで、頭の中からなすべき仕事のことを追い出してしまうというものである。これで頭の中はすべき仕事全部を覚えなくてもよくなりすっきりとし、リストに基づき実際の仕事をこなすことに集中できる。
http://ja.wikipedia.org/wiki/Getting_Things_Done より)


ようするにTodoからなにからやるべきタスクを頭の中から追い出してストレスを軽減させる恐るべき手法である。Todoの超発展版といってもいいだろう。
なにか作業をしながら、あああれもやらなきゃ、これもあった、という頭の中がパニックになり元々やっていた仕事が中座してしまうのを防ぎ、仕事の効率化を図ることができる。もちろんきちんと運用すれば、だ。


GTD自体は紙の手帳などのアナログなツールでも運用できるが、Webからタスクを拾いだしたり、タスク思いついたときにメールしたりしたものをそのまま管理できるようにするためOSX用のツールを探していて、最終的に見つけたのがJournlerだ。
http://journler.com/
海外製のアプリだが、日本語は問題ない。シェアウェアで$34.95だが、これを一生物のツールとして使えるなら高くはない。


で、これは何ができるアプリなのかというと、簡単に言えば雑記帳だ。(リッチ)テキスト、画像、映像、音声、Webクリップといったコンテンツを整理して保存しておくことができる。
他にもいろいろな機能がついているが、例えばコンテンツをBlogに投稿できるとか、Webブラウザ機能とか、iWeb連携やiPod連携などあるが、自分はそこまで使ってない。主な使い方はGTDと知識情報のクリッピングだ。

GTDの運用方法は、EntryにGTDのタグをつけてスマートフォルダに放り込む、というのが基本操作。スマートフォルダはiTunesをそこそこ使っている人なら違和感なく操作できるだろう。
自分の場合は、GTDの通常のリスト(次のアクション、プロジェクト、連絡待ち、いつか・たぶん、カレンダー)の他に、「いつか買うもの」と「未来」を追加している。
いつか買うものには
スチールソープ[rakuten:e-goods:306903:title]みたいな、あると便利だけど今すぐ必要ない買い物リスト、
未来には、「引っ越ししたら小型バイクの免許をとるかどうか検討」みたいな割と遠い未来にすることを放り込んでいる。


GTDの操作方法は、以下のようになる。

  1. 1.タスクを新規エントリとして入力する。タグがついていないエントリは自動的に「未分類(Collect)」に入る。
  2. 2.タスクを評価してリストに分類する。フォルダにドラッグドロップすると対応するタグが自動的に付与される(すげえ便利!)。
  3. 3.タスクが終わったTrashへポイ。


もちろん、GTDの運用(週1回以上のレビューなど)をきちんとこなさなければ意味が無い(汗。

もう一つの使い方、知識情報のクリッピングについてはまた次回。

Journler – Tools for Thought
便利な雑記帳、Journler: Aquarian's Memorandum
http://journal.mycom.co.jp/articles/2007/06/29/journler/index.html
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