また派遣切りのニュース

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081226-00000130-jij-pol

雇用情勢の悪化が急加速=製造業派遣、リストラの矛先に
12月26日18時41分配信 時事通信

 世界的な経済危機が深まる中、国内の雇用情勢悪化が加速している。厚生労働省のまとめによると、雇用契約が更新されなかったり途中で打ち切られたりする「派遣切り」が製造業を中心に広がり、今年度内に職を失う非正規労働者は8万5000人(12月19日調査時点)に上った。製造業の非正規労働者は100万人と言われ、その8%もの人が半年のうちに職を失う計算だ。
 自動車や電機など、これまで日本経済をけん引してきた製造業は、消費の冷え込みで大幅な生産調整に入った。リストラの矛先を向けられたのは、辞めさせるのが容易な派遣労働者期間従業員だ。派遣切りなどによる失業は前回調査(11月25日)時点に約3万人だったが、わずか3週間で2.8倍も膨らんだ。今後、年度末に向けての人員削減が決まれば、数字はさらに積み上がる。
 また、厚労省調査で、11月の新規求人数は、製造業で42.9%減と33年半ぶりの減少幅を記録した。新規求人数は雇用の先行きを示す指標であり、製造業の雇用環境は今後さらに悪化する可能性が高い。
 急速に悪化する雇用情勢に、舛添要一厚労相は「米証券大手リーマン・ブラザーズが破綻(はたん)した時はここまで緊急を要することになるとは思わなかった。ボヤが一気にあおられ、猛火に包まれている」と表現。全力で雇用対策に取り組む姿勢を強調した。
 ただ、雇用不安が一気に進んだのは「派遣を製造業に解禁したのが原因で、これを是正しない限り抜本的な解決にならない」(労働組合)との指摘は根強い。 

雇用契約が更新されなかったり途中で打ち切られたりする「派遣切り」
まず、契約満了と契約打ち切りは問題として完全に別物だから一緒にするなと言いたい。

それから、生産調整をしたときに人員削減を容易にするために非正規雇用者を雇っていたのが前提であるから、今日の状況で雇い止めをするのは当然。そこを今更突っつくのは筋違い。

>ただ、雇用不安が一気に進んだのは「派遣を製造業に解禁したのが原因で、これを是正しない限り抜本的な解決にならない」(労働組合)との指摘は根強い。 
これを言うならば、責められるべきは派遣事業者のはず。派遣であろうとなかろうと、派遣先は生産計画に合わせて工員を調整するために非正規雇用か下請業者を使う。

本当の問題は、昔から言われていることだが、景気悪化によって完全失業率が上がるということであって、派遣がどうこうの話ではない。

自分で派遣の道を選んでおきながら、ゴネれば金がもらえると思ってるTVによくでる勘違い派遣労働者とそれを大々的に報道するマスコミは本当にどうかと思う。
報道を見れば見るほど派遣労働者には同情できなくなってきた。必死にスキルを磨いてキャリアを積んで頭と足で仕事を探して請け負った仕事で信用を得て働いている普通の社会人に対して失礼なやつらだと思う。
派遣という職業を選択したのは完全に自己責任なわけだから、マスコミも少しはその辺を取り上げてみてはどうか。